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2012年11月13日

あきたをいれる

Tumblr経由で、刃物をおぼろ昆布削り仕様にすることを「あきたをいれる」と称していることを知った。

【かぢ町の照井昆布】
北前船の往来が盛んだった江戸時代、北海道から天下の台所・大阪まで北からの海産物を運んでいた航路のことを、『昆布ロード』と呼びます。 当時、日本海沿岸の港、港に立ち寄る船からは”ねばりのある上等な昆布から先に”陸揚げされていたという説もあり、秋田の港には他の港よりも先に品質の良いものが降ろされていたともいいます。そのような環境の中、新鮮な海産物を食すことが難しかった内陸地では海の栄養素のかたまり『昆布』を上手においしく食べる知恵・技術が発達しました。
特に羽衣のようにうすくやわらかいおぼろ昆布、専用の刃物で削る技術を要すものですが、このおぼろ昆布を削る刃物を整えることを称して『あきたをいれる』と今では全国に広がり昆布職人の間では、そう呼ばれています。


【Speak about Speech: Shuno の方言千夜一夜】
「おぼろ昆布」というのがある。昆布の板を刃物で薄ーく削いだものである。
 その道具をなんというか。
「あきた」である。
 いや、マジで。
 薄く綺麗に削ぐには、その刃物はわずかに曲がってなければならないらしいのだが、そういう風に整えることを「あきたをいれる」「あきたをひく」と言う。
 いや、ほんとですって。
 秋田魁新報に載ってた記事によれば、横手にはこのおぼろ昆布を扱っている店が多いのだが、大正時代に大阪の昆布職人が浪花節の一座と一緒にやってきたとき、その削ぎ方と道具に感動して持ち帰ったことから全国に広まった、という説がある。


posted by しょーじ(の) at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば・言語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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