・ファイターズ側が大谷に示した「二刀流」の育成プランというのがどうもよくわからない。先発ローテーションは中6日で投げて、合間にはピンチヒッターとしてバッターボックスに入ることも想定しているのだろうか。それとも大谷がピッチャーの時にはキャッチャーのところにDHを置くんだろうか。打たせてみたら大野奨太や近藤健介よりも飛距離が出た、なんてことはあるかもしれない。
・糸井嘉男のようにピッチャーとして入団しながら伸び悩み、バッターに転向したら素質が一気に開花した例は過去に少なくないがそれは二刀流というわけではない。
・過去に西沢道夫という選手がいて1937年から1947年までは主に投手として、1948年から1958年までは打者として活躍していたらしい。投手時代には20勝したこともあり、打者になってからは20本塁打を記録したこともある。
【西沢道夫:Wikipedia】
・大谷が目指す二刀流がシーズンを通して20勝20本塁打なのか、今年は20勝して来年は20本塁打なのか、そこらへんはわからない。
・ただ、何年か後にアメリカに渡ったときに、どちらの大谷を見たいかと聞かれれば球速160kmで大リーグのバッターから三振の山を築く姿を見てみたいと思う。