バスケットボール日本リーグ(JBL)・リンク栃木のヘッドコーチ(HC)を9日付で更迭された加藤三彦氏が12日、秋田魁新報社の取材に対し、「フロント側と自分との認識のずれがあった。今後も采配(さいはい)を振るいたかったが、HCの立場でなければ意味がない。選手、スタッフ、これまで応援してくれたファン、スポンサーの方々に迷惑をかけ申し訳ありません」と語った。
加藤氏は今春、リンク栃木のHCに3年契約で就任したが、シーズン途中での更迭となった。チーム側は「選手との信頼関係が構築されず、改善されないと判断した」としている。これに対し加藤氏は「チームを作るためにはいろんなコミュニケーションの取り方がある。自分は長期的な取り組みでやっていた。それがフロント側に認められなかった」と悔しさをにじませる
田臥勇太選手のインタビュー記事の中に、
ブレックスの加藤HCは、本人の言葉を借りると春から夏にかけて「死んでいた」のだという。高校では名コーチとして名を馳せ、名門能代工業を率いて何度も頂点を極めてきたが、3月末、新しい挑戦を求めてブレックスのコーチに転身。高校生の代わりに大人の、しかもプロ選手を率いることになり、自分のやり方を変えなくてはいけないのではないかと思い込み、悩んでいたのだという。
そんな恩師・加藤の迷いを、田臥は会ってすぐに察した。
「明日が(入団)記者会見だっていう日に、勇太が『俺、先生(加藤)のバスケットがやりたくて来たのにな』ってボソっと言うんですよ」と加藤。その言葉に、加藤は目の前がパッと開けたような気分になったという。
田臥もそのときのやり取りを思い返す。
「正直、迷いがあるように見えたんです。僕は彼(加藤)のよさは、まわりから何を言われても、能代のような彼独特のバスケットをやり通すっていうイメージだったのに、それが違っていた。プロはこうじゃなきゃいけない、みたいに(思い込んでいた)。
と、最初からフロント側と加藤HCとの間にチーム作りに対する考えが違っていたという感じが垣間見える。




しかし・・・
「更迭」の理由が「成績不振ということではなく、チーム内のコミュニケーションが築けず、信頼関係が修復不可能になった」との発表には、とにかくびっくりしたました。
プロコーチなら、成績で解任は当たり前。野球界では負けても、人寄せのため、指導力のない監督が居座ってはいるが…。しかし、この理由であるならば、山谷GMと斎藤氏らスタッフも解任されるべきだ。減俸とはちょっと笑ってしまいます。
また、3年契約なら3年分の給料は、支払うべきでは…?
コーチの立場で厳しい言い方をすると、加藤コーチにJBLレベルを指導する力がなかったということ。しかし、加藤コーチは、いい人間であり、いいコーチであることには間違いありません。そして、まだ若い。
日本のバスケット界のためにも、新しいチームでの新たなチャレンジを期待したいものです。
頑張れ、加藤三彦!