大型連休は▽北海道・東北・北関東▽南関東▽中部・北陸信越▽近畿▽中国・四国・九州・沖縄−−の5ブロックに分散し、時期をずらして設定する。
土日を含む5連休を5週間設け、各週1ブロックずつ重複なく休みとする案と、2・5週間の間に5ブロックの各5連休が収まるように振り分ける二つの案を示した。
この話題になると必ず、「ヨーロッパではすでに導入されている」などという人があるが、実際にどのようになっているのか詳しく説明してくれる人は少ない。
そこでヨーロッパの国々の祝日分散ってどのようにやってるのか検索したら、フランスの実例が多くありました。
【フランスの祝日と観光の状況】
国民の殺到をさけるためと聞くが(詳細はよくしらん)、フランス全土を 3ゾーンにわけて、休校期間が配分されている(かしこいなぁ。)
休校期間中は、バスや鉄道の便が大きくかわる(増える観光地と 逆に減るものと)ので、注意。また休校期間前後で、TGV、ホテルなどが一気に埋まることもある。日本の連休や、GW、お盆などとおなじか。
美術館やバス時刻表に Scolaireなんとやら とあったら この休校期間と開校期間での変更を意味している。
区分とその年の期間は 教育省が発表
http://www.education.gouv.fr/pid184/le-calendrier-scolaire.html?annee=2&dept=
A〜Cゾーン一覧表
http://www.education.gouv.fr/calendrier.php?annee=2
【フランスのバカンス〜ワサブログ】
第一陣が2週間前に出発して、昨日7月最終の土曜日に残りの第2集団が出発し、どの高速道路も恐ろしい渋滞とラジオが叫んでいた。第1陣、第2陣といっても人々のバカンスの出発日が学校の夏休みのように地方ごとに日をずらして国の法令で決められているわけではなくそれぞれ各自がそれぞれの家庭ないし仕事の都合で出発日を決めて出て行くだけの事である。
それでも子供のいる家庭はやはり子供の夏休みに合わせて休暇を取るのでどうしてもみんな同じ時期に大勢が出発することになってしまう。
フランスの学校の夏休みはその地域の学区が属している文部省が決めた休暇ゾーンによりそれぞれ少し違いがある、ゾーンはA,B,Cとあり、ちなみにパリはCゾーンに属している。
【GWに時差方式導入?〜つきあかり】
フランスでは3つのゾーンに分かれていて
2週間のバカンスがゾーンごとに1週間ずつずれています。
Aソーンのバカンスが始まった1週間後にBゾーンが、
そして更にその1週間後にCゾーンが始まる、という具合に。
確か毎年その順番が入れ替わっていて
今年Aゾーンが最初にバカンスに入るのであれば
来年はBゾーンからバカンス開始、という感じでした。
フランス以外の国についてはよくわからないのですが
フランスにおいては時差式バカンスが導入されているのは
Vacances scolaires(バカンス・スコレール)、
つまり【学校の休暇】だけだということです。
が、その間、普通の社会人は普通に働いていました(笑
つまり、フランスにおける休日分散とは、全国を3つのゾーンに分けて、学校の休みをずらしているってことのようです。んで、親御さんたちは子供の休みに合わせて有給を取って旅行に出かけてりしているってわけですね。