最近の記事

2012年08月02日

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実

マングローブ―テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実 [単行本] / 西岡 研介 (著); 講談社 (刊)

74年4月ごろ、革マル派は、自分たちが壊滅的な打撃を加えたことによって、中核派や革労協など対立セクトには、もはや自分たちを襲撃するための戦力も意思もないと判断。一方的に「勝利宣言」を出したのです。
だが、一方的に革マル派から「勝利宣言」を出されても、中核派などの対立セクトは当然のことながら猛反撃し、革マル派の犠牲者は増える。
しかし、革マル派からすれば「勝った」はずのわれわれが、「負けた」はずの対立セクトにやられるわけがない。そこで「勝利宣言」後の内ゲバについて、「戦闘能力のない輩(中核派などの対立セクト)の仕業であるわけがない」、だから「絶対に捕まることのない何者か」、つまりは「国家権力の犯行だ」と、超現実的な権力謀略論を展開していくのです。

(p147を抜粋)

こういった理解し難いことをやっている革マル派の関係者と、

国労の力を殺ぎ、国鉄改革を加速させるため、当時、「改革三人組」と呼ばれた松田昌士、葛西敬之、井手正敬の三氏ら「国鉄改革派」は、旧民社党系で労使協調路線を採っていた「鉄労」と手を組み、さらに民営化の前に大きく立ち塞がる国労の敵は味方とばかりに、当時から「革マル派幹部」といわれていた松崎率いる動労とも手を結んだ。

(p38を抜粋要約)

と、それ以来、JR東日本は革マル派と関係が断ち切れないでいて、

元運転士のJR東日本社員は、JR東労組以外の組合に所属する友人たちとの同窓会に参加しただけで、「組織破壊者」のレッテルを貼られた。同じJR東労組組合員から集団で吊るし上げられ、運転士の仕事から引きずりおろされた。

(p13)

 車掌の役割は、列車の運行と、乗客の安全を守ること。その車掌を何十人もの人間が取り囲んで威圧し、発車ベルの前に立ちはだかることまでしたのです。JR東労組の行為は明らかに異常。このような状況がまかり通るなら、列車の安全運行にも支障をきたしかねません。さらにJR東日本高崎支社がこうした業務妨害に対処せず、JR東労組の言いなりになっていたことも問題です。これが、JR東日本が「日頃から徹底している」という職場秩序や社員の管理の実態なのです。

(p63)

と、組合組織を維持するためには何でもやります、は勝手だがそのせいで乗客である私達の生命が危険に晒されていたのだなーと思うと、ちょっと背筋のあたりが冷やっとします。





posted by しょーじ(の) at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/284420130
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。