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2005年05月31日

走者一掃

高校野球春季大会が終わりました。決勝では経法大附が秋田商に打ち勝ち優勝しました。第三代表決定戦で西目に勝った能代を含めた三校が東北大会出場です。

さて、この大会の様子は毎日夕方からのローカルニュースで見ていたんですけど。
試合のリポートを担当していた記者はもう少し日本語を勉強したほうがいいと思う。
いうことが大げさすぎるもの。

例えば、
「両校とも2番手エース(これもまちがいだと思う。エースは1人であって2番手、3番手はない)の先発でしたが、どちらも初回につかまります」
というので、いきなりの乱打戦かと思ったら、いたって普通に1ー1で初回を終了していた。

「ランナー2・3塁から走者一掃のタイムリーで2点追加」
走者一掃は満塁のランナーをすべてホームに帰したときだけに使われる表現だろう。
なぜなら、
@ランナーが2人塁上にある場合、バッターを敬遠してすべての塁を埋めるという選択の余地がある。
Aランナーが2人でも使えるなら、1人でもよいことになり
ノーアウトランナー3塁から、走者一掃のスクイズ!
という表現もよいことになってしまいます。
posted by しょーじ(の) at 23:19| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日の『火ぶた』と同様、テレビに出てくる地方局アナウンサーの、ボキャブラリーの貧困さというか、コトバに対する不勉強さ加減は、何も今に始まったことではありませんが、それにしても凸(~~#)ヒドイですね。

それって…もしかして、最後発の民放局でしょうか?あの局のアナウンサーは専従ではなく、全員が報道制作部の所属、記者と兼務だという話を聞いたことがあります。部内には記者専従の方もいるわけで、御指摘の事例は記者専従の方だと思いたいものです。

同じマスコミでも、新聞社は記事に使う用語などについて、社内に基準があるのはもちろんですが、記者の書いた記事はすべて、担当デスクの厳しい厳しいチェックを受けます。妙な言い回しや、いい加減な記事があれば、たちまち読者に投書で叩かれます。

放送が「送りっ放し」と書くからといって、垂れ流しでイイというはずはなく、アナウンサーだけでなく、記者も制作現場も含めて、正しい日本語を伝えてもらいたいものですね。
Posted by ぢぞう at 2005年06月02日 20:10
>ぢぞうさん

>それって…もしかして、最後発の民放局でしょうか?
いや、その一つ前w
Posted by しょーじ(の) at 2005年06月02日 22:57
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今年も、もうすぐ高校野球が始まる!
Excerpt:  8月6日から球児の熱戦が始まる。私も楽しみにしているが、息子はもっと楽しみにしている。毎年全試合の日程を、新聞から切って渡してやると、喜ぶ。組み合わせ抽選会は3日に行われるので、楽しみだ。
Weblog: 知って得する!トリビアの泉!
Tracked: 2005-06-01 10:44