さて、この大会の様子は毎日夕方からのローカルニュースで見ていたんですけど。
試合のリポートを担当していた記者はもう少し日本語を勉強したほうがいいと思う。
いうことが大げさすぎるもの。
例えば、
「両校とも2番手エース(これもまちがいだと思う。エースは1人であって2番手、3番手はない)の先発でしたが、どちらも初回につかまります」
というので、いきなりの乱打戦かと思ったら、いたって普通に1ー1で初回を終了していた。
「ランナー2・3塁から走者一掃のタイムリーで2点追加」
走者一掃は満塁のランナーをすべてホームに帰したときだけに使われる表現だろう。
なぜなら、
@ランナーが2人塁上にある場合、バッターを敬遠してすべての塁を埋めるという選択の余地がある。
Aランナーが2人でも使えるなら、1人でもよいことになり
ノーアウトランナー3塁から、走者一掃のスクイズ!
という表現もよいことになってしまいます。
それって…もしかして、最後発の民放局でしょうか?あの局のアナウンサーは専従ではなく、全員が報道制作部の所属、記者と兼務だという話を聞いたことがあります。部内には記者専従の方もいるわけで、御指摘の事例は記者専従の方だと思いたいものです。
同じマスコミでも、新聞社は記事に使う用語などについて、社内に基準があるのはもちろんですが、記者の書いた記事はすべて、担当デスクの厳しい厳しいチェックを受けます。妙な言い回しや、いい加減な記事があれば、たちまち読者に投書で叩かれます。
放送が「送りっ放し」と書くからといって、垂れ流しでイイというはずはなく、アナウンサーだけでなく、記者も制作現場も含めて、正しい日本語を伝えてもらいたいものですね。
>それって…もしかして、最後発の民放局でしょうか?
いや、その一つ前w