・原監督のことだから、手堅くバントでランナーを送ることが多いんじゃないか、と考えている人は多いんじゃないかと思います。
・この本の「第49回・チャンスにたたみかける古田采配の攻撃性」で紹介されている「セ・リーグ6球団の各監督の作戦傾向」に詳しく書かれているので以下に引用します。(昨年の開幕から6月1日までのデータなので、今年になって作戦傾向が変わってしまったかもしれませんが)
まずは無死一塁時、バント割合が6%と飛び抜けて低いチームがある。巨人だ。ヒッティングが100回に対して、バントは7回だけ。投手が打席に立つケースを除けば、原監督は無死一塁でめったにバントを使わない。
では、なぜ原巨人にバントの印象が強いのか。その理由は無死一二塁時にある。
巨人のバント確率は26%。小久保が7年ぶりの送りバントを決めたのも、4番イ・スンヨプの送りバントも、無死一二塁時だった。走者が2人いるときはなりふり構わずバントを使ってくる。この違いを覚えておこう。
・この他にも、横浜は無死一塁時にヒッティングよりもバントするほうが多いが、実はバントで走者を進めると得点確率が低くなる、とか、中日は無死一二塁でバントは7回やってすべて成功しているが得点になったのはわずか2回だけ、などのデータが書かれています。
・今年の原監督は無死一塁でどんな作戦をとっているのか。そこらへんに注目して野球中継を見るのも一興じゃないかと思います。



