地域を挙げてヒマワリの栽培に取り組んでいる大館市釈迦内地区で、ことしもヒマワリ油が完成した。活動の中心となっている釈迦内小学校(五十嵐經校長)で25日、6年生が瓶にラベルを貼って仕上げた。27、28の両日、大館樹海ドームで開かれる大館圏域産業祭などで販売する。
商品名は昨年と同じ「釈迦内向陽油(ひまわりあぶら)」。この日、ラベルを貼ったのは全て同産業祭の販売用で、90ミリリットル入り〜200ミリリットル入りの大小5種類。200ミリリットル入り瓶には児童がデザインしたラベルを採用している
・由利本荘市の矢島小学校でも「ひまわりプロジェクト」をやっていて、ひまわり油を使ってサブレやパンを作っている様子がケーブルテレビで放送されてました。
・Wikipediaの「ひまわり油」の項を見ると、
歴史的には圧搾法を用いて油分を抽出していたが、今はノルマルヘキサンなどの有機溶媒を用いて油分を分離させる手法で工業的な大量生産を可能にしている。
日本ではエステル交換反応によるココアバター代替脂製造用が大部分で、マヨネーズやサラダドレッシング、マーガリンの原料としても用いられる。また、風味が良いため穀類やナッツ類などの表面保護、クッキーなどのコーティング、煎餅などのつや出し、揚げ物・炒め物などに使用されることもある。近年では、バイオディーゼル用燃料としても研究が進められている。 また第二次大戦中のソ連軍では、マイナス30度以下でも凍結しない潤滑油として使われていた。
・と、ココアバターの代わりとは意外な使われ方をしているのだと知りました。
・これは2008年の記事→【チョコレートも全世界的に原料不足・植物油脂で代替】
中国での消費拡大の影響か、コーヒー、マグロなど全世界的に原料不足になっているが、最近はチョコレートの原料となるココアバターも不足しており、一部のチョコレートメーカーではココアバターの代わりに植物油脂を使わざる得なくなっている。新快報が特集している。
1世紀以上の歴史を持つアメリカの代表的チョコレートメーカーのハーシー、中国でも「好時」ブランドで親しまれている。今年、ハーシーは「Take5」という商品で、原料のココアバターを植物油脂に替えた。その結果、チョコレートの持つ濃厚な味わいが薄れ、以前とは違う食感になった。
しかし、ハーシーが植物油脂で代替する商品はごく一部で、「キス・チョコ」などの代表的商品については伝統を重んじて、あくまでもココアバターを使うという。
・代替油脂の風味をココアバターの風味により近づける研究、技術は進んでいるようです。
【耐熱性及び口溶性の良いココアバター代替油脂及びそれを含有するチョコレート組成物】
【食べ物の美味しさの秘密を探る:広島大学】